育児子育て~ポリオの予防接種~

ポリオは「小児マヒ」「急性灰白髄炎」とも呼ばれているもので、
糞便や汚染された飲食物(ミルクや水など)を通して、
ポリオウイルスが口から体内に侵入し、
発熱や頭痛、時には急性麻痺症状を起こす感染症のことです。
日本での感染は予防接種によってほとんどなくなりましたが、
世界ではまだ流行している場所もあります。

赤ちゃんがお腹の中にいるうちは胎盤をとおして、
生まれてからは母乳によって、お母さんから免疫を譲り受けるため、
生まれて間もない時期には様々な感染症から守られています。
しかし、この免疫は生後数か月で自然に失われていきます。
そのため、この時期に赤ちゃんを感染症から守ることは、
育児子育てをしているお母さんにとって、大きな課題となります。

現在行われているポリオの予防接種は、
ポリオウイルスの毒性を弱めたウイルスを
生きたまま口から入れることによって免疫をつけるという方法です。

接種回数は2回で、主に春と秋に実施しています。
対象年齢は、生後3ヶ月~7歳6ヶ月で、
1歳6ヶ月までに行うのが望ましいとされています。
ただし、下痢をしている状態で予防接種をしても
免疫がつきにくいので、やめておきましょう。

心配なのは予防接種による副作用です。
ポリオの予防接種で用いるのは安全なワクチンですが、
50万人に1人程度にマヒが出ることがあります。
また、ワクチンを投与した後の排便から、
予防接種をしていない子どもに感染する可能性もあります。
その点に注意して適した時期に予防接種を受けさせてあげてください。






CmsAgentTemplate1001-1005 ver1.008